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ライブのセットリストとかレポートとか
2007年08月20日
関西どっとコム 真鍋吉明インタビュー 07/08/17
__2007年5月にアルバム『Wake up!Wake up!Wake up!』をリリースし、6月からはツアーをスタート。現在(7月末)まで、全国15ヵ所のライブをこなしてきたthe pillows。この怒涛スケジュールのなかでリリースされる本作ですが、制作はいつ行われたのですか?
アルバムと同時期にレコーディングをしたので、2006年の11月から12月頃ですね。
__同時期の制作にも関わらず、アルバムに入れなかったのはどうして?
「Ladybird girl」は、アルバムに収録する予定で曲作りをしていました。でも完成してみると、強烈な1曲だった。アルバムに入れなくても、シングルとして充分に武器になるなって。
__なるほど。この曲は大好きな女性に胸を焦がす男性のラブソングで、ストレートなメッセージが潔い。
そうですね、普遍的なメッセージを歌った曲。
__作詞と作曲は山中さん(Vo山中さわお)がされている訳ですが、初めに「Ladybird girl」を彼から渡されたときは、どんな印象を持ちましたか?
ストレートな曲だなって。あと、この曲には実はカッコいい誕生エピソードがあるんですよ。
__それはどういう?
2006年にアメリカでツアーにまわったときの話なんですが、ロサンゼルスで1日だけオフがあったんですね。ロスで休日ということで、メンバー各自が現地でしかできないことをやろうと、はしゃいでいた。シンちゃん(Dr佐藤シンイチロウ)はプールに行ったりしてね。そんなとき山中は、「ロサンゼルスっぽい曲を書こう!」と試みて、そこで生まれたのが「Ladybird girl」だった。ロスという街に触発されて生まれた曲なんです。
__ロックバンドらしいエピソードですね。毎回、山中さんが作った曲を初めて聴く段階では、こういう曲にしようというイメージはバンドで決定されるのですか?
同じ楽曲を聴いても、メンバーによって最初に抱くイメージって、同じではないんですね。でも、それが不思議なことにバラバラではない。今年で結成18年ですし、やはり長い年月をともに過ごしていると感覚が似てくるのか、着地点はここだなっていうイメージが非常に近い。だから制作の段階で激論をすることもほとんどありませんね。
__ちなみに本作で見据えていた着地点というと?
「Ladybird girl」は非常にストレートなメッセージを持った楽曲なので、いま流行りのエイトビートを使って、キッズにもわかりやすい曲にすることもできた。でも、それは大人のロックバンドがやる表現方法ではないという共通認識がメンバーの中にはある。だから変拍子をつけたりして、シンプルだからといって勢いだけでは終わらない曲に帰着して。
__サウンドはしっかりと構築された大人のロック。歌詞もストレートでありながら表現は豊かで、ベテランの風格を感じさせる。それでいて、10代の中高生のような初々しさを感じさせるから魅力的で。
特に「Ladybird girl」の歌詞は、テーマが普遍的。誰しもが味わったことのある恋をする気持ちが歌われていて、聴いた人みんなが共感できる曲だと思いますね。
__一方、2曲目の「And Hello!」は「Ladybird girl」とは対をなす個性的な楽曲。
この曲は今年に入ってからレコーディングしました。このシングルで初めてthe pillowsに出会う人が、まず「Ladybird girl」を聴いて、その後に「And Hello!」を聴くと、「このバンドはどういうバンドなんだ?!」って、びっくりするんじゃないかな。たった2曲でバンドの振幅の大きさを感じられる作品だからね。僕らの楽曲には、普段、ポップミュージックしか聴かない人にも気に入ってもらえる分かりやすいものもあれば、海外のコアな音楽ファンを納得させるオルタナバンドとしての武器もある。これはそうしたコントラストを感じてもらえる1枚ですね。
__ポップだけでなく、オリジナリティのあるオルタナ音楽を醸せるバンドは、日本のメジャーシーンでは稀ですよね。しかもthe pillowsは結成18年にして、それを継続している。そして活動を見ていても、「音楽がたまらなく好き、バンドができて楽しい!」っていう想いが溢れだしていて、絶好調なんだなって。
本当にそうですね。最近、常々実感するんですが、ロックバンドって良い新曲ができないと活力が出ない。新曲の素晴らしさが僕らのエンジンになっている。だからソングライターがきちんと曲を書き、メンバーの才能を十分に発揮できるアレンジができる状態があれば、バンドは常に楽しい。今のthe pillowsはそんなベストな状態にあると感じますね。
__9月から10月初旬にかけてツアーの後半戦がありますが、ひとまず6月から7月までの前半戦を終えた感想はいかがですか?
こんなことを言うのは照れ臭いんですが、ミュージシャンとして幸せな気持ちになりました。自分が納得できるアルバムをリリースして、ツアーを開催すれば、どの会場もチケットはほぼ完売。ロックバンドとして非常に健全な活動をしているなって。自信作を引っさげてツアーをするだけでも活力は生まれるけど、お客さんからダイレクトな反応をもらうといい気分になるし、山中はそれに刺激を受けて、新しい曲をどんどん書き上げる。これほど健康的なバンドができるっていうのは、幸せ者ですね。
http://www.kansai.com/music/interview/index_070817.html
2007年08月20日 10:51
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