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2007年05月05日
アルバム全曲解説 FM FUJI SATURDAY STORM 07/05/05
本人による曲目解説
T1 Wake up! do do
絶滅した飛べないドードー鳥がいた。学生時代に使っていた辞書で挿絵が載っていくものがあるんだけど、これもそれで発見した。『絶滅した』とか『飛べない鳥』って所に惹かれた、曲を書きたいと思っていた。解散したバンドや好きだったミュージシャンをドードーに例えている。終わっていくことを前はシリアスに捉えていたんだけど、今は、それを軽やかにやっていける。結成18年、よく続ける原動力は?って聴かれるけど、続ける努力なんてしたことない。音楽に飽きてないだけ。
T2 YOUNGSTER(Kent Arrow)
若者達って意味。アルバムで一番最後に作った曲。アルバム全体で見たとき、ツアーを考えたらこういう曲もいいなぁって作った曲。僕の曲はほとんど自分のこと、この曲は、ものすごく珍しくアドバイス的な曲。実体験なので説得力があると思う。
T3 プロポーズ
このアルバムで一番古い曲。前のツアーの時に新曲として発表済。ギターソロはアメリカのツアー中、ロサンジェルスで作ったと言ってました。この曲はメンバー二人に向けた曲。OASISがきたとき、『バッ』の音がめちゃくちゃマイクがふいててカッコいいと思った。
T4 スケアクロウ
ラブソングに作ってますがこれもメンバーに向けた曲。おふざけバージョンが『プロポーズ』でこちらがシリアスバージョン。スケアクロウって案山子って意味なんだけど、この曲のタイトルがなかなか決まらなかったんだけど、曲が出来て15分後、テレビで『スケアクロウ』って映画がやっていた。内容もぴったりで、僕の中ではスケアクロウは案山子ではなく、『ろくでなしの友情』って変換される。
T5 BOAT HOUSE
高いアコースティックギターをねだってねだって事務所に買って貰った。僕が好きなオルタナの音楽って安いギターの安い音だからそれが求める音になる。だから、これまで安いギターしか弾いたことがなかった。だからどうしても弾き語りの曲が必要だった。映画『アパートの鍵貸します』でジャック・レモンが『無人島で足跡を発見した、それは君だ』ってセリフがある。そのセリフがずっと残っていた。無人島にずっといようって気持ちからなるべく人とかかわっていこうって思えるようになった。
T6 プレジャー・ソング
去年のツアーの最終日のzepp tokyoが即日完売になった。それで喜んで書いた曲。自分の価値は自分で知ってるってやってきたけど、それでも評価されたら非常に嬉しい。
T7 シリアス・プラン
オルタナミュージックってこういうゆるい曲に向いている。真鍋君のギターソロが彼らしくなくて、こんなに長くやっているのにまた新しさを感じて好きです。
T8 Skinny Blues
15ドルのUFOって一昨年、アメリカツアーでやってたときビーチでやっていたフリーマーケットでUFOのTシャツを15ドルで買った。僕にしか分からないダブル・ミーニング。
T9 プライベート・キングダム
僕の想像を超える辛い出来事があって人と接することが出来なくなってしなうのであれば、別ですけど。 本当に都合のいい世界って自分ひとりしかいなくて、大好きなあの子もいない。それは本当に自由なのか?嫌なことをされたとか、合わないからって人を遠ざけるのは簡単だけど、人と繋がった上での感動のほうがいいと思う。
T10 Century Creepers(Voice of the Prteus)
Creepersって爬虫類のこと。プリテウスっていう蜥蜴がいて、洞窟で一生を遂げるから目が退化してしまって寿命は100年、1年飲まず食わずで生きていけるらしいですよ。僕みたいな人間は甘えてるんだと思う。それを自分で認めたうえで生きて生きたい、そう気付いた最近、悪くない。
T11 Sweet Baggy Days
大人の悲しみ。願いが叶わないことや思い通りに行かないこともしょうがないと思える。人は死ぬって誰でも知ってるけど、小学生に聞くのと80歳のご老人に聞くのは感覚が違う。終わっていることを知った上での光と闇。熱唱しないボディブロウのようなじわじわくる悲しみ。自分の事は日向と日陰でいうと日陰にいるとは思う。でも、日陰にいるけど日向を向いている、俺は下を向いたことはない。暗い人間が必ずしもネガティブって訳ではない。
http://storm.fmfuji.co.jp/guest.html
2007年05月05日 23:00
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