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ライブのセットリストとかレポートとか

2006年03月01日

けむナビ 2006年4月号 インタビュー

けむナビ(以下け) タイトル曲が1曲目ということもあって冒頭から強く惹きつけられたんですが、曲順はすぐに決まりました?

山中さわお(以下山) いつもほとんど迷わないですね。すぐ「間違いない!」ってわかる感じで、ピロウズというバンドはすべてに関して割と動物的に決定していくので、それをインタビューとかで何とか論理的にかっこよさげに言えないかといつも考えてます(笑)。

け 感覚はやはり大切ですし、その判断はいつも的確だなぁって思います。

山 おいしいと思ったものがたまたま栄養があった、みたいな順番で。うちのおかんは栄養があるかどうかでものを買ってくるんだけどね(笑)。

け あはは。今回は全体を通して「ピロウズ史上最もポップ」という印象を受けたんですが、さわおさんご自身はどう捉えられてます?

山 皆にそう言われるから間違いなくそうなんだろうなと思います。というか僕は毎回ポップにしてるつもりなんですけど、皆は耳触りがソフトなものとかキャッチーって意味でポップという言葉を使うじゃないですか。でも僕の言うポップは、派手に弾ける破裂音の「POP」なんですよ。なので前回も前々回もポップにしてるつもりなんだけど、今回は初めて僕と皆の気持ちが一致したという(笑)

け なるほど。曲の内容も、風を切って前進するようなイメージの作品が多いなぁと。

山 アルバムというよりツアーのことばっかり考えていて、バカバカしいMCで爆笑させてから演奏できるような曲をやりたかったんですよね。実は、「ピロウズの山中さわお」という存在に自分で縛られているときがあって、シリアスな曲が僕の武器だろうって多少どっかで思ってる部分があったんですよ。でもピロウズを離れた僕はもっとお調子者でふざけてるときもいっぱいあって。しかも割とコミカルなパンクバンドが好きだったりするのに自分ではどんどんやれないことが増えてきて……。でも、最近好きなことであれば何でもやっていいんじゃんって思うようになってきたんです。気持ちが自由になればなるほどシリアスな曲が減ってきてるのかな。でもこれまでシリアスな曲は本当にいい曲をいっぱい作ったと思っていて、今でもその気持ちは全然薄れてないからライブで「ストレンジ カメレオン」や「ONE LIFE」や「ハイブリッド レインボウ」といったシリアスな曲もやってるし、今は素直にやりたい曲を作るっていう気分になってるんですよね。

け ということは、ツアーに対する意気込みもばっちりですね。

山 気持ち的には相当上がってるね、久々に。今まではステージに出る1分前までリラックスして出たらどうにでもなるわって感じだったんですけど、今回はあえて力入れて勝手にシミュレーションをしていこうかなと。96年から99年くらいまでは、こういう風に登場して、客はきっとこんな感じで、そしたらここでこうやって……ってずっとシミュレーションしてステージに出てたんだけど、想像とお客さんのリアクションが違ったりするとあたふたしちゃって失敗するようになったんでやめたんですよ。でもあえてまたそっちでいこうかと。たぶん大外しするライブがどっかで出てくると思うんだけど、でも大当たりするライブも出てくるはずなんですよ。理想通りの完璧なライブっていうのが。

け お客さんにとってもある意味賭けですね(笑)。

山 そう、博打やってやろうかなっていう(笑)。外したライブっていってもピロウズのメンバーが演奏して生で歌えば、世の中のバンドの90点くらいはやれるから大丈夫っていう気持ちで。でも「まあいいんじゃない、合格点」っていうんじゃなくて、終わった後に大満足したいんですよ。お客さんもコンディションも各地で違うからそれを21カ所やるっていうのはホントに難しいんだけど、キメるときはキメる男になりたいと思います(笑)。

http://www.kemunavi.jp/interview/0604/the_pillows/index.html

2006年03月01日 23:00

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